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バンベルクのクライカ祭り

プラハから東へ走ること2時間、と言っても車でだから150kmくらいは離れていますが、バンベルク(Vamberk)という小さな街があります。ここはボビンレースの街として有名。チェコではボビンレースはクライカと呼ばれています。ミラベルカでご紹介しているクライカ作家 マルティナ・シュテフコバーの生まれ育った街が、バンベルクなのです。ここで毎年初夏にクライカ祭りが開かれます。祭りは国際祭りと国内祭りが交互にあり、今年は6月27日から29日までの3日間、国際祭りが開かれることになっています。では、昨年の国内祭りの様子をご報告しましょう。


<2007年6月30日、バンベルクのクライカ祭り>


早朝にプラハを出発した車は、信号がほとんど無い田舎道を相当なスピードで走り、2時間足らずでバンベルクの街に着きました。ここが街の中心。手前の白い建物が市庁舎。市庁舎の前は小さな広場になっています。


この広場の一角にクライカミュージアムがありました。入り口にはMUZEUMと表示はあるものの、気にしていなければ通り過ぎてしまいそうな程の地味な建物です。


祭りの会場へ向かう前に、クライカの歴史や代表的な作品を見学しました。ここでは、17世紀中頃に起源するチェコボビンレースの中心地バンベルクの歴史と、現在に受け継がれてきた技術を見ることができます。


ミラベルカのトップページの写真「5人の少女達」は、ここで特別に提供してもらったものです。展示された作品の写真を撮ることはできませんし、公式の写真集なんて気の利いたものもないので詳しくご紹介できないのが残念です。


さて、ミュージアムを後にして、街のはずれにある祭りの会場に向かいましょう。会場となっているカルチャーホールに近づくと、すでに小型バスが何台か駐車されていて、たくさんの人が集まって来ているようです。


小学校の体育館くらいの広さのカルチャーホールに入ると、中は熱気にあふれていました。出展者は仕切り壁に思い思いの自作のレースを貼り付け、テーブルにはビーズ、ボビン、糸、ピン、枕、型紙など自分の道具類や材料を並べて展示しています。


来場者の多くは女性ですが、若い娘からお年寄りまで様々。ボビンレースがチェコの人々に根づいた文化であることを窺わせます。皆さん如何にも「この日を楽しみにしていたのよ!」という感じで楽しそうです。


奥さま方をエスコートしてきた男性陣はと言えば、会場内を見渡せる2階のテラスのベンチでお休みです。でも女性群をじっと待っているだけではありません。ちゃんとビールのグラスを手にしておしゃべりを楽しんでいる様子でした。

毎年開かれるクライカ祭り、今年の国際祭りではどんな作品や道具に出会えるでしょうか。またご報告いたしますね!。

−おわり−

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