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チェコの生活<フルーツ・クネーデル>
<フルーツ・クネーデル>
(こちらの内容は、チェコの生活コラム「苺のカホダ」の続きです。)

たくさん取れた苺を、フレッシュなうちに楽しむチェコ料理をもう一つ、ご紹介します。茹でたてのクネーデルは、ナイフを入れたときに溢れる苺のジュースが、バター・サワークリーム・粉砂糖と溶け合い、甘酸っぱい香りが広がります。

クネーデルとは、チェコのおふくろの味、あらびきの小麦粉をつかった蒸しパンのような料理です。肉まんの皮をもっと厚く、もっちりさせたような生地で、食べ応え十分。たいてい、煮込んだ肉のソース、甘酢で柔らかく煮たキャベツなどと一緒に皿に盛り、クネーデルにソースをからめながら食べます。このクネーデルには、Houskový(角切りパン入り)、Hlupatý(直訳すると「毛むくじゃら」で、表面がフワフワするのでこの名がついた)、Bramborový(マッシュポテトとあらびき小麦粉、半々で作る)などの、『食事パン』系と、カッテージチーズを練りこんだ生地に、苺や杏などのフルーツを包み込む甘いOvocný(果物入り)の、『おやつパン』系とがあります。

この甘いクネーデルはところが、デザートとしてというより、昼食または夕食のメインディッシュとして出てきます。中に具を入れないニョッキのようなお団子に、バターと、けしの実を粉に引いて粉砂糖と混ぜたものをたっぷりかけて夕食♪のときもあります。ライスプディングをご存知の方はきっとわかって下さると思いますが、甘いごはんが衝撃的なのと同じで、メインが甘〜い料理、という習慣は、慣れていない人には大変ですが、チェコではとても人気があります。

<フルーツクネーデルの作り方>


カッテージチーズ(水切りしたヨーグルトのような、ペースト状のもの)1キロ当たりに、卵3個、塩小さじ1を混ぜ、あらびきの小麦粉を加えながら、耳たぶくらいの柔らかさにまとめます。


直径4センチくらいの棒状にまとめ、1.5センチずつに切り、手に粉をつけながら丸く伸ばします。


中心にフルーツを包み、団子にします。


鍋に湯を沸かしておき、団子を入れます。団子が浮き上がって来てから、さらに2分茹でます。


出来上がり!お皿に盛ったら、バター、すり下ろしたカッテージチーズ、サワークリーム、粉砂糖などをたーっぷりかけて、『Dobrou chut’!』(いただきます)。中の苺がとろけて、アツアツです。

さて、そろそろチェコの苺シーズンも終わり、次に待っているのは森のブルーベリー、ラズベリーなどのベリー類、色々な種類があるキノコなどです。手に手にカゴを持って森へ出かけ、緑の中を歩き回り、森の恵みを集める週末。たくさん取れたら、キノコは卵とじにして夕飯になります。豊かな森ならではの、野趣溢れる食卓については、また次回…
−おわり−

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