オロビネツ(蒲)のバスケット

オロビネツ(蒲)バスケットのページ▼
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2016年7月、Praha郊外のHradisteに、オロビネツ(蒲)の編物で名が知られるイベタさんを訪ねました。日本ではガマは、その独特の茶色の穂を生け花の素材としてよく目にしますが、カゴ編みの素材として使えるとは知りませんでした。ガマのバスケットは竹や蔓のそれと比べると、持ったとたん拍子抜けするほど軽いのですが、30年はもつと言われ、丈夫さでは竹に引けを取らないようです。かつ、しなやかで、優しい手触り。美しい光沢も特徴です。イベタさんはオロビネツ(蒲)の編物の名手だった父親の跡を継ぎ、ガマで様々なものを編み続けて30年あまり。国の伝統工芸士の認定も受けています。

イベタさんの工房を訪ねた時のブログ▼
https://mirabelka.exblog.jp/25612268/

木型を使ってかごを編むイベタさん