ライ麦細工の工房を訪問

ライ麦細工のページ▼
https://mirabelka.ocnk.net/product-list/132

素材は、麦の中でも茎の長いライ麦。日本ではなじみの薄い麦だと思います。チェコのライ麦は黒パンやビール、ウイスキーの原料となり、丈が2メートルにもなります。ブロデク村に至る途中は麦畑が広がっていましたが、刈り取られた麦わらが丸く巻かれていました。
ライ麦細工伝承者ミロスラバ-さんはライ麦を育て、根元20㎝ほどのところで刈取り、外皮をむいて材料を準備します。これに一番手間がかかるそうです。ミロスラバーさんの住む東モラビア地方では、麦わらは、ザルや籠、ミツバチの巣箱など様々なくらしの用具を作る素材としても活用されてきました。
彼女は母親からこの麦わら細工の技術を受け継ぎ、クリスマスやイースター用の飾りやバック、ランチョンマットなど、娘さんと共に現代に受け入れられる商品をメインに作り続けています。


ミロスラバ-さんの工房訪問記ブログ
https://mirabelka.exblog.jp/30749163/

ダンドバ―さんの工房の前で